ゴルフ業界におけるメタバースの可能性は?普及するメリットや活用事例を解説

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ゴルフに興味があるものの、なかなか機会がないことから、ゴルフを経験したことがない人もいるでしょう。

しかし、昨今話題の「メタバース」がゴルフ業界に普及すれば、誰もが自宅で気軽にゴルフを楽しめる未来が訪れるかもしれません。

そこでこの記事では、ゴルフ業界にメタバースが普及するメリットを解説します。

メタバースとゴルフの関連性に興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそもメタバースとは?

メタバース(Metaverse)とは「超越(Meta)」と「宇宙(Universe)」を掛け合わせた造語で、端的に表すと、インターネット上における仮想空間のことです。

メタバースでは、三次元で構成される仮想空間にて、自身を代替するアバターを介して、現実に近い感覚で他者と交流することができます。

さらに、バーチャルショップでの商品・サービスの購入や、オンラインイベントへの参加も可能で、どこにいても他者とコミュニケーションをとることが可能です。

わかりやすく例えると、ゲームの「あつまれ どうぶつの森」でキャラクター同士が交流するようなイメージです。
都市部や地方などの物理的な制限もないため、世界中の人と気軽に繋がれる点がメタバースの特徴です。

「週末ゴルフ部」編集長 岩成

 

ゴルフ業界にメタバースが普及した場合の3つのメリット

メタバースがゴルフ業界に普及した場合、以下のようなメリットが考えられます。

ゴルフ業界にメタバースが普及するメリット
  • メリット①:自宅で気軽に効率良く練習できる
  • メリット②:世界中の有名コースを気軽にラウンドできる
  • メリット③:プロゴルファーと交流しやすくなる

 

メリット①:自宅で気軽に効率良く練習できる

ゴルフにおいてメタバースが活用されると、自宅で気軽に練習できるため、打ちっぱなし練習場やインドアゴルフ練習場に行く必要がなくなるでしょう。

練習場に通う移動時間や、都度の打席料なども必要なくなり、低コストでゴルフの練習をすることが可能です。

さらに、メタバースの仮想空間は24時間利用できるため、早朝や深夜などの時間帯でも手軽にゴルフを楽しむことができます。

 

メリット②:世界中の有名コースを気軽にラウンドできる

海外の名門コースへ行くとなると、プレー代だけでなく、交通費や時間も膨大にかかるものです。

しかし、ゴルフ場においてメタバースを活用すれば、日本国内だけでなく世界中の有名コースを気軽にラウンドできるようになるでしょう。

また、地方や都市部などの居住地域も問わないため、どこにいても世界中のコースを楽しむことが可能です。

テレビでしか見たことのない名門コースを実際にプレーできるとなると、まるでプロゴルファーになった気分でゴルフを楽しめそうですね!

「週末ゴルフ部」編集長 岩成

 

メリット③:プロゴルファーと交流しやすくなる

ゴルフ業界でメタバースが普及した場合、プロゴルファーとの交流も容易になる可能性があります。

バーチャル空間でプロゴルファーがゴルフスクールを開校すれば、プロから直接ゴルフレッスンを受けられるでしょう。

また、ゴルフツアーがメタバース上で開催されれば、プロゴルファーのプレーを間近で見ることも可能です。

 

ゴルフ業界におけるメタバースの活用事例

実際にメタバースがゴルフで活用されている事例を3つ調査しましたので、それぞれ紹介します。

ゴルフにおけるメタバースの活用事例
  • Vma plus株式会社|メタバース会場にて期間限定アイテムを販売
  • UUUM GOLF株式会社|ゴルフ展示会をメタバースで開催
  • 近鉄不動産株式会社|バーチャルあべのハルカスにてパターゲームを開催

 

Vma plus株式会社|メタバース会場にて期間限定アイテムを販売

Vma plus株式会社の活用事例

(出典:Vma plus株式会社)

メタバースプラットフォーム「Vma plus Station」を運営するVma plus株式会社は、2022年10月10日(月)に、未来型ゴルフクラブ「FOURTEEN STRINGS GOLF CLUB」と協力し、リアル×メタバースのイベント開催を行いました。

イベント当日にはメタバース上で専用の特設会場が作られ、FOURTEEN STRINGS GOLF CLUBが収集した期間限定アイテムが販売されました。

また、アバターで自由に散策できる仮想ゴルフ場も開設され、誰でも気軽にゴルフを楽しめる環境が提供されました。

 

UUUM GOLF株式会社|ゴルフ展示会をメタバースで開催

UUUM GOLF株式会社の活用事例

(出典:UUUM GOLF株式会社)

UUUM GOLF株式会社は、メタバース空間を利用して開催するゴルフ展示会「バーチャルなゴルフ会vol.1」を2023年1月6日〜2月5日の期間に開催しました。

この展示会では、YouTubeチャンネル「UUUM GOLF」に出演するプロによるオンラインレッスンや、UUUM GOLF限定のNFTの配布など、さまざまなイベントが開催されました。

また、ゴルフクラブメーカーやアパレル企業をはじめとした約20社が展示会に出店したことで、普段は接点を持てないような企業からも、メタバース上で直接話を聞くことが可能になりました。

 

近鉄不動産株式会社|バーチャルあべのハルカスにてパターゲームを開催

近鉄不動産株式会社は、2023年3月29日(水)より、あべのハルカスをメタバース上に構築した「バーチャルあべのハルカス」を公開しました。

このバーチャルあべのハルカスでは、ゴーカートや空飛ぶクルマ、音楽イベントなどをリアルに体感することができます。

17Fのミドルフロアには「バーチャルパターゴルフ」が用意されており、誰でも気軽にパターゲームを楽しむことができます。

見事カップインすると、近鉄不動産株式会社が運営する「花吉野カンツリー倶楽部」「近鉄賢島カンツリークラブ」「伊賀ゴルフコース」「桔梗が丘ゴルフコース」の割引券がプレゼントされ、ゴルフとメタバースを融合させた事例と言えます。

ゴルフ業界でメタバースの導入を検討するなら、こちらのサイトが参考になります。

「週末ゴルフ部」編集長 岩成

 

まとめ:ゴルフ業界にメタバースが普及すれば、誰もが気軽にゴルフを楽しめるようになる!

この記事では、ゴルフ業界にメタバースが普及した場合のメリットを解説しましたが、いかがだったでしょうか。

また、ゴルフ業界におけるメタバースの活用事例も紹介しました。

ゴルフ業界にメタバースが普及した場合、ゴルフ練習場に行く必要がなくなり、自宅で気軽に練習できるようになるでしょう。

また、世界中の名門ゴルフコースを自宅でラウンドできたり、プロゴルファーと交流しやすくなったりと、さまざまなメリットが存在します。

しかし、メタバースがゴルフ業界に普及するには、まだ一定の期間がかかるでしょう。

今後のメタバースの発展に期待しながら、より気軽にゴルフを楽しめるようになるのが楽しみですね。